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IrianWHmany

5-6mm、そして美しく深い色のオールドホワイトハーツ

現代品やコピーが氾濫する中、このクラスの本当のOLDに出会える事は少なくなりました。

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アフリカへ訪れると遅かれ早かれビーズを扱う行商と出会います。

彼らの事をアフリカンビーズトレーダーと呼びます。

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航空券が比較的安くなり、人々が自由に旅行が行えるようになった半世紀ほど前。

アフリカへ滞在していた平和部隊やヒッピー達がトレードビーズを初めて欧米に持ち帰ったとされています。

それまでトレードビーズの存在は、世界に長い間忘れ去られていました。

それから半世紀あまり経ち、この間おびただしい数のトレードビーズが欧米に渡っています。

一番珍しく質が良いものは、この初期の頃に入ってきた物であったとコレクター達は口をそろえます。

多くのアフリカ人トレーダーは、年々トレードビーズが少なくなってきたと言います。

その為、ビーズを求めてアフリカの最深部まで押しやられているのが現状です。

アフリカにはどれぐらいのトレードビーズが残っているのか?

Collectible Beadsの筆者R. K.Liu氏は、客観的に証明する手立てはないものの、アフリカにある半数はすでに外国へ輸出されたのではないかと書き記しています。この証言から数十年経ちますので、現在はもっと少なくっているのは間違いない事実です。

アフリカントレードと呼ばれるアフリカ渡りのトレードビーズは、主に西アフリカのガンビア、セネガル、マリ、ガーナ、トーゴ、ナイジェリアの国々で見つかります。

どちらのグループも全ての地域をくまなく回る為、はっきりとした境界線はなく、混ざり合っていますが、西アフリカには主だったふたつのグループのトレーダーがいます。

ひとつはナイジェリア北西部~ニジェール南西出身のハウサ族。彼らは西アフリカの東側に集中しています。

もうひとつのグループはガンビア川上流地方のソニンケ族。彼らは西アフリカの西側に集中しています。

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多くのトレーダーは家業として先祖代々ビーズの流通に携わっており、幼少期から親に仕事を叩きこまれます。

広大な地域は一人ではカバー出来ません。彼らは卓越したネットワークとコンタクトを持ち、ランナーと呼ばれる中間商人を何人も抱えています。

トレーダーやランナー達は、家族を家に残し、大変な距離を移動しながら、時には半年以上かけ辺境の村々を巡ります。

同じルートを定期的に周る事もあれば、見知らぬ土地を訪れる事もあります。

そのような場合は、村の入り口の木陰に座り、村人の間で噂になるまで待ちます。

時に長期滞在し、噂が広まった頃には数百キロ先の村から売りに来ることあります。

トレードビーズに限らず様々な年代のビーズが持ち込まれます。中には発掘された古代玉もあるかもしれません。

どのような玉にどれぐらいの価格をつけ買い取るのか?ふと疑問に思ったことがあります。

この質問に対し、種類や状態は問わず、重さをベースに一律で買い取ると、とあるガンビア人のトレーダーは答えました。

そしてかき集められたビーズ達は、ひとつひとつがお馴染のラフィア紐に通されます。

成功した一部の者は外国のコレクターやディーラーとも繋がりを持ち、海外とアフリカを行ったり来たりします。

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彼らが表舞台に出てくることは決してありませんが、トレードビーズの探索、流通を支える最大の功労者です。

普段何気なく見ているビーズ達もどこかの誰かが探してきた。そんな舞台裏に思いを巡らせてみると、トレードビーズは決して美しいだけの存在ではなく、人間の物語であると言う事が分かると思います。

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